HOME ~山崎まさよしトリビュート~

福耳 HOME ~山崎まさよしトリビュート~歌詞
1.僕はここにいる~Theme of MASAYOSHI YAMAZAKI Tribute~

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

ため息だけが 静寂に消えていった 帰り道
遠い空 ゆれている 街並

すべてに君の やさしい微笑みが 離れない
手をのばしても 届かない場所にいる

もっと君のこと知りたいよ
悲しみも ささやきも 全部見てみたい
苦しいよ 今度はいつ逢える

遅すぎた出会い 胸にかみしめている 痛いほど
気付いたら 夜は終りはじめてる

うまく君の名を呼べないよ
せつなくて むなしくて つぶされそうさ
わかるかい 僕はここにいる

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも

救われない 痛みだけの気持ちでいい
傷ついても それでかまわない
できるなら 今すぐ抱きしめたい
二人だけの 約束を交わしたい

むくわれない 束の間の夢ならば
せめて 偶然の時だけでも
はかない うたかたの恋ならば
せめて今 君の声だけでも


2.ツバメ

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

霞の向こうに新宿が見える
ツバメはうまくビルを縫ってゆく
今年はゆっくりと春がおとずれる

コインランドリーは歩いて2分
軽い口笛は少しの余裕
人ゴミだけは苦手だけれど

そっちには僕の声とどいてますか
擦れ違う季節に思いをよせている
多分ね きっと変わらない この先もどこにいても

外食ばかりじゃ やっぱいけないね
タバコの量もちょっと多いかもね
少しなげやりになってるかもね

単純に物を考えるようにしてる
そうでなくたって手に余るから
僕にできること ただそれだけを

どっかで僕の唄 聞けますか
風に乗せるつもりで必死でつむいだけど
幸せずっと祈ってる この街のどこからでも

そっちには僕の声とどいてますか
擦れ違う季節に思いをよせている
多分ね きっと変わらない この先もどこにいても


3.振り向かない

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

君の気持ちが揺れたのは
ごく自然なことなのさ

分かってたつもり 君からのさよならは
今頃になって なぜ 胸を焦がす

不甲斐ない僕にささげてきた
君の時間は取り戻せたかい

置きっぱなしの傘 あの時の忘れ物
だけど 君が部屋のドアたたくことはない

すれ違った後 立ち止まらない
どこかでもし出会っても幸せ祈るだけで
振り向かない 君を見つめない
確かに歩きだすよ

二人ですごした季節は 数えるほどしかないんだけど
泣いた顔 笑う顔 まぶたに焼き付いてる
だけど君をあの頃に戻しちゃいけない

すれ違った後 立ち止まらない
変わらぬ面影見つけても言葉は交わさずに
振り向かない 君を見つめない
確かに歩きだすよ


4.全部、君だった。

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

いつのまにか降りだした雨の音
急ぎ足で行く季節の終わりを告げている
ふいに窓を閉じかけた手が止まる
しばらくは君のこと思い出さずにいたのに

些細なことからの諍いは
いつも二人の明日を曇らせた

今ならあの夜を越えられるかな
君の涙に答えられるかな
胸も苦しくて張り裂けるほど
全部、君だった

互いのぬぐいきれない淋しさを
冷めた朝の光の中でうやむやにしてきた

心にもないうらはらな言葉で
わざと二人は傷付け合ったね

今なら上手に伝えられるかな
いつも微笑みに応えたかった
胸も切なくてかきむしるほど
すべて、君だった

時は静かにかけがえのないものを
遠ざかっていくほどあざやかに映し出す

どんなにやるせない気持ちでも
どんなに明日が見えなくても
温もりだけをたよりにしていた

やがて雨音は途切れはじめて
街がにわかに動きはじめる
雲はゆっくり滑りはじめて
部屋は明るさを取り戻してく

風がやさしく頬をなでてゆく
全部、君だった

雨も雲も街も風も窓も光も
全部、君だった
冷めた朝も夜も微笑みも涙も
全部、君だった


5.ペンギン

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

むなしく やりきれない ペンギン walching TV
空虚にゆううつな ペンギン walking in the street

夢にまで見たアイランド
空にいるご先祖様

納得しないまま ペンギン flying into the sea
何かを思い出すように ペンギン looking up the sky

ふに落ちない進化論
どこにいる遺伝子様

きったはったも さすがに疲れたな
君のプライドと 僕のテリトリーで
ほれたはれたも うっとうしくなっちゃって
たそがれにもてあましてる
woo- woo-

だれかれかまわず ペンギン ask them, happy now?
白黒つけれずに ペンギン have a good night sleep

夢にまで見たパラダイス
どこに行く お天道様

すったもんだも もううんざりだ
僕のここあそこ 君のどこかしこ
ひしめき合ってる パーティーのはじっこで
一人何思うタキシード
woo- woo-


6.未完成

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

白々と明けてく空の下に
相変わらずしたたかな街がある
季節外れの風が吹く中で
朝にせかされている 僕がいる

冗談のように過ぎる毎日を
笑いとばしたり こだわってみたり
ただ先も見えず歩いているから
君の声だけでも聞きたいんです。 へいへいべいびー

I wanna call you up just to hear your voice……

「まったくもって情けがねぇったらありゃしない
また君の声が聞きたくなったよ
まったくもって情けがねぇったらありゃしない
また君の声が聞きたくなったよ」

ゆっくりと日が翳るゆるい坂道に
あてどなく転がってる夢がある
ざわめきを離れた狭い路地裏に
やるせなさを紛らす唄がある

日を数えるごと染み付くズルさを
開き直ってみたり 言い訳にしたり
ただ一人きりじゃやりきれないから
また今宵 君を求めてしまう…… へいへいべいびー

I will end up basking in your love……

「単刀直入に言わせてもらっていいかな?
今夜 抱かせてくれないか?
単刀直入に言わせてもらっていいかな?
今夜 抱かせてくれないか?」

行き場を無くして漂う悲しみを
遠ざけてみたり 見失ってしまったり
そしてまた人は愛に迷うから
人知れず涙を落とすんです。 へいへいべいびー

That is why I'm shedding secret tears……

「ここだけの話にしてくれよ
俺 結構 部屋で一人で泣いたりするタイプだぜ
ここだけの話にしてくれよ
俺 結構 部屋で一人で泣いたりするタイプだぜ べいびー」


7.水のない水槽

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

冬が終わる街を雨が静かに濡らす
僕が見てる明かりは溶けそうな窓にゆがむ

サーモスタットは壊れはじめる
魚が瀬に打ち上げられる

閉じれない意識で
しめつける記憶に
何もできないまま 水のない水槽の中にいる

うす暗い部屋の中で僕ら二人ゆれる
しめ忘れたドアが風で少し開く

あばらの浮き上がったきしむ肺を
君の温もりでしめらせたい

ひび割れそうな景色も
乾きすぎた髪も
はがれ落ちそうな過去も 水のない水槽の中で 二人

砂にうもれそうな死んだ瞳を
君の口づけでうるおしたい

ふさがれた想いも
しわがれた言葉も
枯れ落ちそうな花も 水のない水槽の中で

僕らは抱き合ったまま
明日に影をのばす
いつかの海を見てる 水のない水槽の中で


8.やわらかい月

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

笹の舟を 水辺に浮かべたまま
一人岸辺で 流せず見つめてる

暮れてゆく空に 慣れてくる頃
満ち足りた月は 水面をただよう

かたくなに何を 拒んできたのだろう
闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに

笹の船は 風で少しゆれた
僕の影が 行方をさえぎって

やわらかい月に たどり着くまで
どれくらいの時が 流れればいい

かたくなに閉じたこの手を そっと開いて
思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる

まだこの心に光が あるのなら
ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる


9.妖精といた夏

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

瓦礫の山に妖精を見つけた
壊れたテレビで遊んでる

無邪気な声がどこまでも響いた
月に一度の燃えないゴミの日

忘れかけてる優しいメロディ
あの日拾ったオルゴール

幼い胸が確かに躍った
永遠の空の下で

頼りない小さな手が 触れたものは
もうここには帰らない

あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない

縁石の上の背くらべは
プールからの帰り道

夕日ににじむ長い影法師
アスファルトになる前の道で

少しずつ失ってゆく
かけがえのないあの頃の宝物

あの時と同じ空なのに オルゴールの音は聞こえない
あの時と同じ風なのに 僕らの歌声はとどかない

瓦礫の山はいつしか消えた
運び去られた夢の跡

妖精達は翼をたたんだ 僕といっしょに帰れなかった
僕といっしょに帰れなかった


10.ガムシャラ バタフライ

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

Everyday またとりとめもなく幻像追って
誰もまだ見えない 桃源郷
Every time また高カロリーな願望抱いて
頭にはみだしてるコレステロール

これは俺じゃない そんなはずじゃない
それは君じゃない せとぎわガムシャラ バタフライ

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

あれもこれもどれもそれもなにもかにも
欲しがってちゃ身がもたないね

Everyday またしょうこりもなく妄想追って
片目でのぞいてる 望遠鏡
Every night また何種類もの錠剤飲んで
せめて彼方の 竜宮城

それは君じゃない そんなはずじゃない
君はナオミじゃない どたんばガムシャラ バタフライ

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

Everyday 誰にことわりもなく勝手にやって
一人でひらきなおる 洗面所

Every night また低カロリーな欲望持って
せめてあなたと 竜宮城

グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミーゴ いちぬけた
グッバイ アディオス サヨナラ
エスケープ アミ-ゴ もうやめた

あれやこれやどれやそれやなんやかんや
ゆわれたかて これしかないよ


11.One more time, One more chance

作詞:山崎将義
作曲:山崎将義

これ以上何を失えば 心は許されるの
どれ程の痛みならば もういちど君に会える
One more time 季節よ うつろわないで
One more time ふざけあった時間よ

くいちがう時はいつも 僕が先に折れたね
わがままな性格が なおさら愛しくさせた
One more chance 記憶に足を取られて
One more chance 次の場所を選べない

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
向かいのホーム 路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

寂しさ紛らすだけなら 誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから 自分をいつわれない
One more time 季節よ うつろわないで
One more time ふざけあった時間よ

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
交差点でも 夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も

夏の想い出がまわる
ふいに消えた鼓動

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら 今すぐ君のもとへ
できないことは もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

いつでも捜しているよ どっかに君の破片を
旅先の店 新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら 今すぐ君に見せたい
新しい朝 これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も

いつでも捜してしまう どっかに君の笑顔を
急行待ちの 踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば 何度も君のもとへ
欲しいものなど もう何もない
君のほかに大切なものなど